生まれてから後の記憶があるのは、歩き始めた頃、初夏の気持ちのいい午後に、庭の芝生で座り込んでぬいぐるみなどを並べて遊んでいた。

 

何かを察知したのか、ふと右下へ視線を落とすと、一匹の緑色の小さい蛇が私の方へ忍び寄ってきていた。

蛇を見つけた!と冷静な私は、傍らにあった小さい小瓶の蓋を開け、さっと右手で蛇のしっぽを捕まえ、頭から瓶にいきたまま蛇を入れ蓋を締めた。

 

私に蛇が寄ってきたのはコレが初めてだし、触ったのも初めてのことだったが、何故か捕まえないといけないという使命感があった。

 

 

瓶に入れられた蛇が可愛そうだと両親が瓶を奪おうとするので、私が阻止していた。

蛇は外へ出してはならないのだと必死だった。

お気に入りの小瓶にいれたので、蛇がお気に入りだとおもった両親はしばらく様子をみることにしたのだったが…

そうこうしてるうちに、時間が経過し、瓶の中の気温も上昇、酸素もなくなり窒息死した蛇…

 

こんな年齢でも両親の話は覚えていた。

父は母に蛇は土の中に埋めたことを話していた。

私は安堵していた。

両親は私が蛇をおもちゃだと思って瓶へ入れたと思っていたようだが、蛇しか入れてない瓶、他にもおもちゃはあったのに入れなかった。

瓶は光に照らすとキラキラ光るので、お気に入りだったのに、それ以来瓶とはおさらばさすることになってしまった。

お気に入りのものには、蛇は入れないようにしようと思った。

 

しかし、なんで蛇を怖がらず掴んで殺せたのか…不思議な記憶…

家の垣根には蛇の抜け殻が結構あったが、それ以来、大きい蛇には遭遇しなかった。

いや、ニシキヘビの子供には遭遇したかな。でも薄緑色の蛇は、見てないなぁ。

綺麗な黄緑色だったんだけど、うちにいついてた蛇じゃないのかな??

 

 

数十年後…

実家の建て替えのために、家を壊したら白い蛇が1匹でてきたと父が言っていた。

うちは旧家ではないが、庄屋だったこともあったんだけど、今は普通の家で、何度か建て替えの度に土地を少し移動してるので、同じ蛇が同じ家に住むのかと疑問が。

そして、蛇が居るのにネズミが多かったのはなんでだ…実は蛇はネズミ食べないんじゃないか??家に白蛇が居てもねずみが家を徘徊してたんだが、これはどういうことなのか…

白蛇は神でなく盗聴器の役割だったのかもしれない…と思うようになった。

神への伝令…つまりは盗聴じゃねーか…

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